top of page
6d2b0bcbd5301851aea841dbf0020d04_s.jpg

CAPプログラムについて

CAPプログラムは、1978年にアメリカ・オハイオ州コロンバスにあるレイプ救援センターで開発された子どもへの暴力防止プログラムです。子どもへの暴力の事実調査に充分時間を取り、児童発達の専門家・心理療法家・医師・教育者、さらには演劇の専門家に協力を仰ぎ、子どもの視点に立ち研究と改良を重ねたカリキュラムです。現在世界12か国で実施され、子どもに対する包括的予防教育プログラムとして社会的な評価を得ています。
※CAPプログラムの著作権および使用権、Safe, Strong & Free「安心・自信・自由」のスローガンの登録標語の使用権はICAP(International Center for Assault Prevention New Jersey, USA)が持っており、CAPプログラムの提供活動は、認定を受けたCAPスペシャリストに限られています。

現在日本ではNPO法人CAPセンター・JAPANが、ICAPから委任されたトレーニング機関として、東京から沖縄までの35都府県でのCAPスペシャリストの養成・育成、およびCAPプログラムのクオリティ管理を担っています。
私たちSAP子どもサポートセンター「CAP Action」は、NPO法人CAPセンター・JAPANの認可を受けたグループとしてCAPプログラムの提供活動をおこなっています。CAPプログラムのクオリティを維持するために、CAPモデルやカリキュラムの変更はできませんので、この点を充分ご理解いただいた上で、以下の実施のためのガイドラインにご協力下さい。

ajj-2.jpg
cap_edited.png

「3つのワークショップ」について

CAPプログラムは、「教職員ワークショップ」と「保護者ワークショップ」、そして「子どもワークショップ」の3つのワークショップで成り立っています。
これらすべてが実施されてはじめて、CAP本来の効果をあげることができます。
 
第1段階・・・教職員ワークショップ(専門職対象)
第2段階・・・保護者ワークショップ(養育者および、市民・地域対象)

*第1段階、第2段階の各ワークショップは、必ず子どもワークショップ実施の前におこないます。
 但し、研修等で「教職員ワークショップ」「保護者ワークショップ」のみの実施は可能です。

 
第3段階・・・子どもワークショップ(トークタイム/個別の復習の時間を含む)

*子どもワークショップのみを単独で実施することはできません。

sap_cap1.jpg

「教職員ワークショップ」「保護者ワークショップ」

子どもワークショップを実施する場合、事前に必要な2つのワークショップです。
*学校単位で、「教職員ワークショップ」と「保護者ワークショップ」の2つを必ず設定してください。
 
子どもへの暴力の問題は、子どもの責任ではありません。おとなが暴力に対する正しい知識、情報、スキルを学び、地域全体で子どもたちの安心・安全のために、おとなとしての適切なサポートのあり方を知っておくことが重要です。子どもの人権を守るため、子どもを孤立させないため、おとなができることをそれぞれの立場・役割において考えていく大切なワークショップです。子どもに対する暴力の未然防止のために必要なことや、また早期発見と適切な早期援助のための具体的な方法を知り、スキルトレーニング等をおこないます。
(所要時間:「教職員ワークショップ」「保護者ワークショップ」各90分~120分)
 
参加対象者:
教職員ワークショップ・・・担任の先生だけでなく、教職員全体でご参加ください。
保護者ワークショップ・・・対象学年の子どもの保護者&その他の学年の保護者、また地域の方々も一緒にご参加いただけます。

「子どもワークショップ」※子どもワークショップのみを単独で実施することはできません。

就学前プログラム
CAP就学前プログラムは、3歳から就学前までの子どもたちが対象です。発達段階にあわせた時間や日数など様々な配慮をしています。また、子どもたちが抽象的な概念の言葉を理解していくために、視覚化や具体化の工夫も随所に盛り込まれています。事前におこなう「教職員ワークショップ」・「保護者ワークショップ」も、この年齢の子どもたちを守るために必要な情報が、盛り込まれた内容になっています。
(約45分(トークタイム含む)×3日間必要)

料金:園位で年齢ごとに1クラス目が ¥30,000です。「子どもワークショップ」の数が1クラス増えるごとに、1クラスにつき¥20,000をプラスしていただきます
 ※子どもワークショップを実施する場合、教職員ワークショップは無料提供いたします
 ※・子どもワークショップを実施する場合、保護者ワークショップ料金として¥10,000いただきます
 ※別途スタッフ交通費として、1名につき¥1,500/ 1日×のべ人数いただきます

sap_cap3.jpg

小学生(ベーシック)プログラム
子どもワークショップは発達理論をベースにつくられています。子どもにとって普段はあまり聞いたことのない暴力というテーマについて、恐れを抱かずに楽しみながら参加できるよう工夫されています。ロールプレイや話し合いなどで構成され、子どもたちひとりひとりが自分の考えや思いを出し合い、友だちの多様な考え方に触れながら、自分や友だちの大切さについて学んでいきます。
(授業時間2時限分必要)

料金:学校単位で学年ごとに1クラス目が ¥30,000です。「子どもワークショップ」の数が1クラス増えるごとに、1クラスにつき¥20,000をプラスしていただきます
 ※学校で子どもワークショップを実施する場合、教職員ワークショップは無料提供いたします
 ※学校で子どもワークショップを実施する場合、保護者ワークショップ料金として¥10,000いただきます
 ※別途スタッフ交通費として、1名につき¥1,500/ 1日×のべ人数いただきます

sap_cap2.jpg

中学生暴力防止プログラム

日本の中学生の状況を考慮し、子どもたちと一緒に考えながら、 自由な意見や気持ちの発言をとり入れて進めていきます。最初に、正しい答えや間違った意見はないこと、どんな意見も尊重されることを強調します。ワークショップの中で自分の気持ちを人に伝える、人の気持ちを聴くという練習もします。グループワークを通じて、子ども同士の助け合い-ピア・サポートを勧めていきます。
(約100分+トークタイム×2日間必要)

料金:1クラス目が ¥40,000です。「子どもワークショプ」の数が1クラス増えるごとに、1クラスにつき¥25,000をプラスしていただきます
 ※学校で子どもワークショップを実施する場合、教職員ワークショップは無料提供いたします
 ※学校で子どもワークショップを実施する場合、保護者ワークショップ料金として¥10,000いただきます
 ※別途スタッフ交通費として、1名につき¥1,500/ 1日×のべ人数いただきます

中学生CAPプログラム実施依頼書

PDF
WORD
sap_cap4.jpg

詳しくはご連絡ください

bottom of page